Creation

  • 発信の基礎

    ウェブ上で発信を行う時に大切なことは、使うSNSや、発信の方針によって異なるが、多くに共通する基礎のようなものはある。どんなスポーツや趣味にも基本があるように、ネット上での活動でも基本がある。それは90年代からネット文化の中で発展してきたものでもあるが、最近は特にコロナ禍以後、フェーズが一段変わったと感じる。端的に言えば、ネットでの活動はリアルでの活動に限りなく近いものとなった。アングラでストリートだったような場所が、メジャーでメインストリームに躍り出た。

    もちろん今でもアングラな場所はある。鍵垢でクローズドで自分の心地よい範囲にだけ発信することはできる。だがそれはメッセンジャーアプリや、プライベートなツールで行えば良いわけで、誰かに役立つことを伝えたり、収益を上げることを目的としている場合は、鍵垢で発信で発信する意味はほとんどない。自分の寂しさを埋めるためだったり、愚痴を言いたいのであれば、直接メッセージか何かで個人に伝えてもらったほうがよくて、鍵垢で半端は不特定少数に対して、発信するのは迷惑だ。他人の愚痴を好んで聞きたい人以外は、とっくにフォローをはずしているが、何かの依存関係や権力関係が働いていたりすると、そこから抜け出せない人もいる。それがストレスになっている人も沢山いるようだ。

    ただこれも難しいところで、鍵垢の少人数グループが、メンバーの相互作用によってうまく機能している場所も稀にある。また、ネットの使い方は人それぞれで、自由である。誰がどう言おうと、自分の好きなように使うことに開かれていることがネットの良いところで、最近はそのような古典的なノリを排除するような動きがプラットフォームやプライバシーの規制により出てきている。これはまた別の課題だ。

    また、ネットで発信しなければならない、という思い込みも間違いである。発信したくない人はしないでいい。匿名性を保ちながら、情報収集だけに使う方法もある。むしろ、ネット上に自分の痕跡をいかに残さないかに価値を置く人もいるし、今後ますます増えていくアプローチだと思う。ただし今回は、それでも発信したい人、活動したい人に向けて。意外と多くの人ができていない基本を紹介する。

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  • 新サービスローンチのお知らせ

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  • Photosの使いこなし

    Photosの使いこなし

    昔々あるところに、Apertureという写真編集管理ソフトがあった。Appleが独自に開発していたプロ向けの写真ソフトウェアで、ライブラリ管理機能と編集、さらにカメラを繋いでのテザリング撮影までできるという、UIもなかなか優れたものだった。職業的にカメラマンとして活動するようになったT少年は、Apertureを好んで使用した。

    ある日、唐突にApertureの開発が中止された。Apertureに依存していたT少年は途方に暮れた。アップデートが停止されてからも、限界まで粘って使用していたが、それはついに時代遅れなものになった。T少年は仕方なくメインソフトをAdobe Lightroomに乗り換えた。

    Adobe Lightroomはクラウドで常時アップデートされ、日に日に使い勝手が良くなっていった。テザリングができないことだけが、プロ向けのソフトウェアとしては使えない部分だったが、Adobeはローカル版のLightroomにその座を譲っていたし、テザリングに関してだけ言えば、老舗のCaptureOneに使い心地の軍配が上がった。

    Adobe Lightroomは素晴らしかった。Adobe SenseiというAIが統合されたことにより、強力な検索性能と、編集機能、そしてクラウドによるデバイス間のシームレスな制作環境を提供してくれた。移動中に写真仕事ができてしまうし、ブログや他人に渡す用の作業も簡単に行えた。T少年はAdobe Lightroomに満足していた。

    それからT少年は中年になった。毎月クラウドストレージのために1500円〜2200円をアドビに課金していることに虚しくなった。またT中年は写真のクライアントワークから徐々に手を引いて、クリエイティブワークの領域を拡大しようとしていた。また、YouTubeを始めたことにより、写真よりも動画を撮る時間のほうが、1日の中で長くなり、Adobe Lightroomに対する課金の必要性を疑問視するようになった。

    どこかのお爺さんとお婆さんが川に洗濯に行っている時、何も無いデジタルスクリーンから、小さなリンゴがどんぶらこどんぶらこと流れてきた。T中年はその小さなリンゴを捕まえて、半分に割ってみた。そのリンゴから出てきたのはPhotosという、なんの変哲もないApple純正の写真アプリだった。

    すみません、前置き長くなってます。これまでの経緯はこちらの記事で「脱クラウドストレージ – 写真整理と管理のミニマル化」

    Photosがだいぶこなれてきたので、最近のワークフローを共有します。

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  • 器用貧乏の人にYouTubeが向いている理由

    「器用貧乏」(きようびんぼう)という言葉があります。これは、様々な分野で一定の能力を持ちながら、どれも完璧ではない状態を指します。しかし、この特性は実は強みになり得るのです。特に、YouTubeというプラットフォームでは、この多才さが大きな武器になります。

    私自身、この特性を持っていると自覚しています。そして最近、YouTubeはまさに器用貧乏の人に最適なプラットフォームではないかと気づきました。

    YouTubeについて専門家として語れるほどではありませんが、一発信者として様々な経験を重ねてきました。最近は視聴者やCoreメンバーから、YouTubeに関する相談や質問を多くいただきます。「動画編集ができない」「撮影に自信がない」「顔出ししたくない」「喋るのが苦手」など、様々な不安の声を耳にします。

    確かに、これらの不安は実は必要以上に大きいかもしれません。なぜなら、YouTubeは総合的な表現の場だからです。総合的なプロダクション力が求められると言えます。

    成功するために、何か一つを極める必要はありません。その代わり、企画、撮影、編集、プロデュース、出演、演出、喋り、構成を自ら行う必要があります。さらにマーケティング目線では、マーケットリサーチ、サムネイルデザイン、タイトルのコピーライティングなど、多くの要素があります。

    もちろん、これら全てを1人で完璧にこなす必要はありません。むしろ、自分の得意分野を活かしながら、必要な部分だけを学んでいく方が効率的です。何か得意なこと、好きなことが一つでもある人は、それから派生的に他の技術を習得できます。

    YouTube制作の構造は、テレビや広告業界に似ています。各分野のスペシャリストが集まって作るのが一般的な現場ですが、YouTubeは個人こそが活躍できる場でした。でした、と過去形なのは、現在はYouTubeの中に個人とオールドメディア的制作が混在する状況になっているからです。

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  • ミニマリストにおすすめの副業5選

    今回は動画でテーマとして取り上げた、おすすめの副業を5つ深掘りします。(YouTubeは今週末公開予定です。)

    何か副業を始めようと思った時、自分は「何も持っていない」と感じることがあるかもしれない。お金もない、機材もない、スキルも自信もない。だけど、だからこそ、ミニマリスト的な発想が生きてきます。

    何も持っていない、と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、まず持たないということは仕事においてどのようなことが言えるかを考えてみます。

    ・道具や機材が無い = 身軽に始められる、道具や機材の習得・熟練が不要

    ・お金がない = 初期投資不要、低ランニングコスト

    ・知識が無い = 初心者でもできる

    ・時間が無い = 労働集約型ではなく知識集約型、レバレッジが効く

    ・人脈が無い = 誰も雇わない、個人完結の仕事

    このように、あらゆる「無い」は、仕事においてはメリットに転換できます。ミニマリストでもできる、というのはここではそういう意味です。むしろ持たないことで、収益を加速し最大化できる仕事があります。

    今回は「ミニマリスト」と便宜的に課題設定をしていますが、ミニマリストであるか否かに関係なく、副業としておすすめの仕事を、これまでの実経験を元に書いてみます。

    1、撮影

    まずは、撮影の仕事です。自分の経歴の中でも最も長く行なっている仕事で、現在も収益源のひとつです。

    一言に撮影といっても、ジャンルや業界、分野を考慮すると結構な数の撮影仕事があります。特に日本は独自の写真文化を発展させてきた国であり、街中の写真館(営業写真)的な撮影から、報道、広告、記録と、その幅は広いです。

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  • 撮影システムの最小単位を考える

    このテーマが浮かんだ時、コンテンツ制作の最小単位を考えるというタイトルが最初に浮かんだ。しかしそれだと範囲があまりに広くなってしまう。撮影システムの外側にコンテンツ制作という大枠があるわけで、何を作るか、何を表現するかという前提をもとに、自分の撮影システムを考えていく順序がいい。

    僕の発信の根底にはブログがある。ブログ時代から読んでくださっている人には、今もその流れを汲んでいることがバレていると思う。このメンバーシップも有料ブログやnoteがベースにあるし、実はYouTubeやPodcastも、メディアは違えど、ブログなのだ。もっと言えばそれは日記であり、日記というのはあらゆる表現に展開され得る。(純粋日記というより、日記的、手記的であるということ)

    ブログ時代の撮影システムはシンプルだった。写真さえ撮れれば良かったのだ。カメラが1台、レンズが一本あって、それにクリップオンストロボを追加するか否か、くらしか悩むポイントは無かった。

    ブログ時代の撮影機材。SLにメッツのストロボを合わせていた時。

    ブログは写真が重要だ。ジャンルによっては写真の重要性が低いコンテンツもあるが、だいたい魅力的なブログ、読みたくなるブログ、また訪れたくなるサイト、圧倒的なPVを稼ぐサイトは、文章同様に写真が強い。鑑賞媒体がスマホ主流で、SNSベースの拡散モデルがまだまだ健在の現代において、ビジュアル表現にコストを投下することは、ブログ運営を行う上では長期的に高いROIとなる。

    しかし、ブログから、受託型の映像制作や写真撮影や、YouTubeやポッドキャストへと広がっていくと話が変わってくる。今回は話しを簡単にするため、受託型の撮影系の仕事については考えないことにしよう。

    ブログ、またはブログ的表現、YouTube、Podcastや音声配信系、そのような個人でもできるような、ほぼ全てのコンテンツ制作に対応できる、撮影システムの最小単位を考えてみたい。

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  • 脱クラウドストレージ – 写真整理と管理のミニマル化

    脱クラウドストレージ – 写真整理と管理のミニマル化

    クラウドストレージへの依存は、毎月の使用料、シンクの遅延、ネット環境必須、大量バッチ処理不向き、情報漏洩リスクなど様々な問題がある一方で、物理的記憶デバイスからの解放、分散型バックアップによるデータ保存の安全性など利点もある。何よりミニマリストにとっては、HDDやSSDなど物理的デバイスやケーブルを減らせることが魅力的で、長らくクラウドでのデータ管理システムを構築し運用してきた。持たない、その自由さ。

    しかし、今年に入ってから、クラウドストレージの長期的運用を考えた時、実はローカルでデータを扱うほうが「ミニマル」なのではないかと考えるようになった。クラウドは容量を増やすのも簡単で、データが増えたら、追加で容量を買うことによって、ほぼ無限にデータを扱うことができる。ここに大きな罠が潜んでいる。

    「とりあえずクラウドにあげておこう」が毎回積み重なると、結局データ量は増え、その整理に時間を取られることになる。データ整理に時間がかかるのはローカルデータも同じだが、ローカルはサクサク感が全然違う。どのようなクラウドサービスであっても(グーグルでさえ)ブラウザやアプリ上で、データを動かして、編集するのはシンクに時間を食う。クラウドに上げれば上げるほど、将来的なデータのハンドリングに時間がかかる。特に大量の写真や動画データを扱うプロフェッショナルほど注意が必要だ。

    この問題に取り組んできて、出た結論が、クラウドストレージから脱却し、ローカルに戻ること。まるでグローバル化の流れを再び過去に戻すアメリカの動きに相似するように、僕もクラウドが無かったころのデータ管理環境に戻ろうとしている。高城剛さんに相談したら、考えていたことと近しい答えが返ってきて、脱クラウド化に踏み切ることになった。ちょうど同じくらいのタイミングで、使用しているLightroomの価格が1480円に値上げされた。

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  • 効果的なYouTubeチャンネル名のつけ方

    これからYouTubeで動画配信を始める、というメンバーの方からメッセージを頂き、今回はその内容をヒントに、実際にYouTubeを運営している立場から「チャンネル名」について考えてみます。

    YouTubeを始めようと思った時に、おそらく多くの人が最初に悩むのがチャンネル名です。すんなり付けられる人もいると思いますし、実はそういう人のほうがYouTube運営には向いているかもしれません。

    顔出しするかしないか以前に、名前というのは常に目に触れ、クリックのきっかけにも、敬遠される理由にもなります。これは実はYouTube以外のあらゆるSNSやプラットフォーム、ウェブ上での活動に応用できる考えです。YouTubeの始め方については、こちらの記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。

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  • 最小構成でのMac操作最適化

    最小構成でのMac操作最適化

    Macの最適化には終わりがない。ワードプレスやWorkflowy、書くツールが変わるたびに、使いたいショートカットキーやツールも変わり、いつも迷子になる。迷子になっても館内放送で「Tokimaru Tanakaさま〜」と誰も呼んでくれないので、迷路から抜け出すには新たな技術を自分で学び直すしかない。わかっているけど、いつもの癖が抜けない、同じ環境で同じツールを使いがち。メンバーシップをnoteからCoreに移してから、自分にとっては再びワードプレスで書くことの重要性が高まっているわけだが、その前にちょっとMac自体を最適化してみようと思った。

    表現の質と量を高めるためには、思考と操作の距離を極限まで縮める必要がある。それはPC操作以外にも言える。マウス操作、ファイル検索、ウィンドウ切り替えといった小さな操作の遅延は、集中力と創造性の障害になる。そこで今回、Mac上のすべての作業をキーボードのみで完結させることを目的とした。

    使用ツールと役割

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  • MacBookひとつで生きるという究極のミニマリズム

    MacBookひとつで生きるという究極のミニマリズム

    MacBookが一台あれば、他にはもう何もいらない。そう思うようになったのは、ずいぶん前のことだ。

    ミニマリストにとって、iPhoneが重要なアイテムであることに異論を唱える人はまずいないだろう。実際、iPhoneはそれ自体がミニマリズムの体現であり、一台であらゆることを済ませることができる。しかし、多用途性という観点で考えれば、MacBookはさらに広い世界を見せてくれるのではないだろうか。

    僕が初めて買ったコンピューターはWindows 95が登場した頃の富士通の巨大なデスクトップだった。その頃のパソコンといえば、重くて場所をとるデスクトップが主流で、ノート型は性能が劣る割に値段が高い、ちょっとした贅沢品のような存在だった。実際、当時のラップトップは今とは比べ物にならないほど大きくて重かったから、持ち運びのメリットなどほとんどなかったのだ。

    そんなイメージを一新したのが、ソニーのVAIOシリーズだった。薄くてスタイリッシュなデザインは、ノートパソコンの可能性を一気に広げ、小型化と軽量化の時代を切り開いた。

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