2000年代以降、世界的に広がりを見せたミニマリズム。その原点はどこにあるのでしょうか?米国ではジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマス、日本では「コンマリ」こと近藤麻理恵や佐々木典士が注目を集めましたが、実はその少し前、シンガポールでピーター・ローレンスという人物が「The Happy Minimalist」(2008年)を発表し、一石を投じました。彼のアプローチは、いわゆる「古典的なミニマリズム」と言えるでしょう。
このブログでは、ミニマリズムを生活に取り入れるための実践的な5つのフェーズをご紹介します。自分らしい「少ない暮らし」を目指してみませんか?
フェーズ1:持ち物を最小化する
最初のステップは、自分が持っているものを見直すことです。以下のポイントを基準に、「不要なもの」を洗い出しましょう。
- 12ヶ月以内に使っていないものは手放す候補に。
- エマージェンシーアイテム(防災用品など)は除外。
- 必要かどうかは、データを元に判断。例:東京の水道水は浄水器がなくても飲用可能。
不要品が明確になったら、次は行動です。
- 売る:メルカリなどのフリマアプリを活用。
- 譲る:必要な人に渡す。
- 寄付:地域の寄付センターやNPOに。
- リサイクル:最後まで地球に優しく。
この過程で得られるもの:
- 空間が広がる。
- 不要品を売ることで現金収入。
- 必要な人に譲ることで自己満足感の向上。
- リサイクルで環境保護に貢献。
- 家の安全性向上(災害時に落ちてくるものが減る)。
- 運気アップ?(風水的にも不要なものがなくなると「気」が流れると言われます)。
フェーズ2:サービスのミニマル化
次に見直すべきは、日々利用しているサービスです。
- 固定回線:スマホだけで十分かも。
- スマホ料金:安いプランや格安SIMを検討。
- テレビ:本当に必要?YouTubeやNetflixで代用可能では?
- 電気代:白熱電球からLEDへ切り替え。
フェーズ3:ルーティンのミニマル化
私たちはなぜ日々の行動を繰り返すのでしょうか?その理由は主に以下の4つ:
- 伝統(いつもそうしてきた)。
- 文化(みんながやっている)。
- 感情(心地よい)。
- 義務(しなければならない)。
これらを冷静に見直し、不必要なものを減らしましょう。例えば「毎朝のSNSチェック」は、本当に必要でしょうか?
フェーズ4:購買をミニマイズ
次に、消費行動を見直します。新しいものやサービスを購入する前に、以下を自問してみてください:
- 今持っているものでどれだけ生きられるか?
- そのアイテムは自分の寿命より長持ちするのか?
- 買わずに修理で代用できないか?
修理や地元の職人を活用することで、浪費を防ぎ、地域経済にも貢献できます。一方、大企業の大量生産品を購入し続けると、天然資源を枯渇させる一因となります。
フェーズ5:エクストリームスポーツにふける
最後のフェーズは、身体を使うことになります。私が今いる段階です。自己効率化の追求とも言えるでしょう。シンプルな暮らしを極めると、時間的・経済的余裕が生まれ、心身ともに健やかになります。有酸素運動やランニングの習慣を取り入れることで、体も頭もスッキリ。コストを抑えながら、収支バランスも最適化できます。
エクストリームスポーツでなくとも、時間的・経済的に生まれた余裕で、自分の好きなことや、やりたいことに初めて注力できるようになります。
最後に:あなたの次の一歩は?
ミニマリズムの道のりは一人ひとり違います。このブログが、あなたの第一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。
さらに詳しい解説や実践例は、私のYouTubeチャンネルで紹介しています。ぜひチェックしてみてください!