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  • AI時代に残る発信

    朝5時50分。東の空から太陽が昇りはじめ、窓から遠くに見える遮蔽物の高さを超えたころ、強力な光がホワイトボックスに刺す。その強烈な光の中で、真っ暗な画面に向かいながら、この文章を書いている。

    最近のルーティンをツイートした

    530 起床、捕食
    545 ディープワーク
    730 ヨガ
    830 瞑想
    930 朝食・コーヒー
    1000 ディープワーク or 撮影(ラン)
    1200 昼食
    1300 散歩
    1500 編集、読書、軽作業
    1600 (筋トレ)
    1900 夕食
    2200 就寝

    ()の活動は隔週で行う。つまり、ランした次の日は、筋トレ、その次はまたラン、という感じ。土曜日か日曜日は休息日で、完全オフ。それでも毎日1万歩の歩行と、1時間の瞑想はなるべく行うようにしている。

    この順序には理由がある。

    まず、朝起きて最も集中力が高まっている時間に、自分にとって最も重要な仕事「ディープワーク」を行う。最初の90分が大切だ。捕食では、プロテインやバナナのような簡単なものを食べる。思考する仕事前の適度なタンパク質の補給は、脳の効率を上げることがわかっている。

    ヨガを行う前には食べすぎてはいけない。ちょうど朝の補給から1時間程が経ったころ、アシュタンガヨガのシークエンスを始める。その後1時間の瞑想。アシュタンガヨガは動く瞑想と言われるが、静坐瞑想とはまた異なる。前者は心身全体のチューニングに効いて、後者は内省とメタ認知に寄与する。この言い方は半分正解で半分間違っている。なぜなら、瞑想には「効果」を求めてはならないからだ。面白いことに、効果を求めず、効果を忘れるくらいの状態が瞑想の成功であり、効いている状態となる。

    その後、朝食を取る。これはいつものキム・カーダシアンセット。(オートミール・豆乳、ナッツ、ブルーベリー、ヨーグルト、ピーナッツバター)キムカーダシアンが食いそうな飯だ、ということで僕が勝手に名付けた。実際、キムに確認したわけではないが、オートミールは食っている、という情報だけは出ている。今度来日した時にでも、聞いてみようと思う。

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  • 不確実な時代に最も安全なキャリアの選択肢とは

    僕は基本的に、会社や組織のことを信用していない。

    これまで30人規模のベンチャーから、1000人規模の上場企業までを経験してきた。それには外資系企業も含まれ、雇用形態も、正社員、契約社員、アルバイトと全て経験し、役職も、フォトグラファー、マネージャー、ディレクター、役職なしの平社員と、クリエイティブ職を中心に、部下を抱えてのマネジメント業務も行っていた。

    こんなに多くの状況を経験している人間は少数派であるという自覚がある。それは僕がそのような状況を務め上げる能力が無かったから、と言うこともできるが、そのような被雇用者側のゲームから降りたことも意味する。

    勤めていた会社が急に業績が悪くなり、予定していた賞与や年俸をもらえなかったこともあるし、在籍中に上場廃止となり分社になったこともあった。特に、小さく、ワンマン経営の会社ほど、社長の匙加減で全てが決められてしまう。会社にお世話になった部分もかなりあるので、安易に書けないのだが、ここでは僕が実際に勤めた会社ということではなく、一般的な「会社」という意味において、つまり法人は個人格とは区別されて人間ではないという意味で、信用していない。

    日本ではいま、中小企業の経営者の高齢化がかなり進んでいる。2025年版中小企業白書では、中小企業の経営者は60歳以上が過半数を占めるとされ、個人企業では約4割が、自分の代で廃業を考えている。さらに、国が運営する公的な事業承継・引継ぎ支援センターでは、第三者承継(M&A)の成約件数が2024年度に過去最高を更新した。

    つまり、これからの日本では、会社が静かに消えていく一方で、引き継がれるべき仕事、顧客、技術、地域の需要が大量に残るということだ。問題は悲観材料であると同時に、次の世代にとっては入口でもある。

    信じて入社した会社も、10年後にはその波に飲み込まれているかもしれない。だとすれば僕のように「会社を信用しない」ということは、少しエクストリームであるにしても、「組織に守られる」という発想そのものを、今すぐ疑ってもよい頃合いではないか。

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