方法

  • Spotifyポッドキャスト収益化の仕組みと方法

    Spotifyのポッドキャストは現時点(2025年11月)で日本ではレベニューシェアプログラムが開始されていない。つまり、配信者は収益化できない状況である。米国、カナダ、オーストラリアなどは対象になっている。日本で収益化されていない理由はいくつか考えられる。Spotify側のリソースの問題、日本のポッドキャストマーケット規模が小さい、通貨の違いによる決済・為替・税務・法務関係の複雑さ、ビジネス戦略的優先度など。

    今後提供される可能性は十分にあるものの、それがいつかはわからない。だから別の方法で収益化を試みてみた。

    僕の事業的意味においては、クローズドでハイリーチな場の提供、コミュニティの醸成、音声コンテンツの制作実験、YouTubeのオルタナティブ、などいくつかの理由があるが、今回はその真意には深入りせず、収益化の仕組みと技術にフォーカスを置く。

    こちらが新しいポッドキャスト

    Coreに参加すると割引優待が付帯するので、既に聞いて頂いている人も多いと思う。開始して三週間ほどで、リスナーは30名を超え日々増加している。そして新たな場所というのは、いつも作るのが楽しい。何より手軽に、いつでも喋れるので、生活の中でいつも収録のタイミングを狙っている。このCore Journalとも良い相乗効果を生んでいるように思う。

    音声コンテンツというのは聴く方も手軽で、ラジオのような気軽さもあり、耳だけなので体を自由に使える。音声だけの表現はメディアとしてもミニマルな表現だと思う。しかし編集も基本はしないので、ごまかしの効かない難しさがある。講演や講義やライヴに近い。本人の人となりがダイレクトに出て、時には知識の浅さや、性格の悪さも露呈するかもしれない。

    僕も他のポッドキャストやラジオを聴くのが昔から好きで、散歩やランニングや移動の時には、ポッドキャストを聞いていることが多い。

    PodcastはYouTubeにも組み込まれており、Spotifyは逆にビデオポッドキャストという形式を導入した。これは映像プラットフォームは音声を欲しがり、音声プラットフォームは映像を欲しがっている状況だ。もっと言えば、全てのコンテンツ形式は今後ますます融合していくことが考えられる。プラットフォームはますます総合的に、リゾーム的になっていく。ここにも一つ、音声コンテンツを制作・配信する意義や理由があったりする。

    前置きはそのくらいにして早速、収益化の仕組みを。

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