10月21日の夜、10時少し前に、高市首相がXに投稿した。書き出しは「今夜に対応して頂きたい大至急のお願い」。PHPというプログラミング言語に「緊急」レベルの脆弱性が2件見つかり、修正版が23時ごろに出るので、すぐ当てられるよう準備してほしい。当てられないならサイトを一時止めるのも有効だ、という内容だった。総理大臣が特定のソフトウェアの修正をこんなふうに呼びかけるのは、少なくとも僕の記憶にはない。
PHPと聞いてもぴんとこない人のほうが多いと思う。世界のウェブサイトのおよそ7割ほどがPHPで動いていると言われ、僕がメインで使用するWordPressもその上に乗っている。その晩から翌日にかけて、pixiv、ニコニコ、BASE、さくらインターネットといった国内のサービスが、一部または全部を止めて緊急メンテナンスに入った。財務省も関連するページを一時止め、首相自身も翌日には自分のホームページを閉じていた。
Core では複合的に様々なツールを使用しているが、基本の土台は WordPress で動いている。サーバーを借りている会社がすぐに対策してくれたので、今回は何も起きていない。ただ、その夜ずっと考えていたのは、次も同じように済むだろうか、ということだった。
それから、骨折した足で歩いて考えた(日々歩く距離を伸ばしていて、昨日は6800歩までいけた)。そこで出た答えは、11月から、Core を Substack でお届けすることだった。つまり、無料版のLettersを配信しているSubstackを、Coreの配信&コミュニティのプラットフォームとして使うということ。