Tokimaru
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MacBookひとつで生きるという究極のミニマリズム
MacBookが一台あれば、他にはもう何もいらない。そう思うようになったのは、ずいぶん前のことだ。
ミニマリストにとって、iPhoneが重要なアイテムであることに異論を唱える人はまずいないだろう。実際、iPhoneはそれ自体がミニマリズムの体現であり、一台であらゆることを済ませることができる。しかし、多用途性という観点で考えれば、MacBookはさらに広い世界を見せてくれるのではないだろうか。
僕が初めて買ったコンピューターはWindows 95が登場した頃の富士通の巨大なデスクトップだった。その頃のパソコンといえば、重くて場所をとるデスクトップが主流で、ノート型は性能が劣る割に値段が高い、ちょっとした贅沢品のような存在だった。実際、当時のラップトップは今とは比べ物にならないほど大きくて重かったから、持ち運びのメリットなどほとんどなかったのだ。
そんなイメージを一新したのが、ソニーのVAIOシリーズだった。薄くてスタイリッシュなデザインは、ノートパソコンの可能性を一気に広げ、小型化と軽量化の時代を切り開いた。
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Extreme Minimalist Wardrobe 2025 S/S
毎年アップデートしているミニマリストワードローブ。 2025年は、より専属的な活動スタイルと、レイヤリング設計のみならず、素材の実験ベースでの最適化を模索し、後悔なく「最小の所有」を実現できるラインナップに到達しました。
この記事は「Tokimaru Core」のコアな皆さんに向けて、持ち物に関する全プロセス、素材スペック、選定の背景、レイヤリングの理論、そして最後に残った意味のある最小構成を記録するものです。動画版はYouTubeをご覧ください。
目次
- ミニマリズムの哲学と生活スタイル
- レイヤリング理論:都市と山の往復生活
- 最終ラインナップ:選ばれし衣類一覧
- アイテム個別分析:選定理由と素材評価
- 「着ない服がない」ことの安心感
- 今後のアップデート予測
- おわりに:65点で生きるという実験
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2025/04/09
Substackの記事の一部をTokimaru Coreに移管しました。
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エクストリームミニマリストの買い物リスト

最近の朝食の風景 私の最近の買い物リストをご紹介します。
12月に入り、朝食をパンからオートミールに戻しました。それに伴い、オートミールで補える栄養素を考慮してサプリメントを調整し、減らしました。その結果、体調が良くなり、朝食の時間がより楽しみになっています。
以前から「スーパーでの買い物リスト」を作成していることをお話ししてきましたが、ここでは私の最新(2024年12月の記事)の買い物リストを公開します。
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買い物の困難性
ミニマリストにとって買い物はいつも難しい。55個の持ち物を分解してみると衣類が20着で、電子機器が10個で…とカテゴリごとに分けられて、例えばその衣類の中でさらに「靴」は2つということになると、何かを買い足すのか、それとも入れ替えるのか、あるいは何も買わずに更に減らすのか、といった選択が生じる。
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映像制作環境のミニマル化
2024年の初めから、撮影機材と制作環境に変更を加えてきた。昨年、LeicaSL-2Sを手放して、iPhone+コンデジという組み合わせで映像制作を行うようになり、仕事によってはその都度フルサイズミラーレスをレンタルするという方法をとってきた。
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引っ越しの技術

ルーフバルコニーのある部屋に置かれた”イナバ物置”で暮らしていた頃の著者T 完璧な部屋などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
引っ越し貧乏という言葉がある。引っ越しをあまりに頻繁にするため、それにばかり予算が取られ、お金が貯まらない、資産が一向に蓄積されないこと。
東京でもう9回ほど引っ越しをしてきた。これまで住んできたおかしな部屋について時系列に語りたい気持ちを押さえながら、今回は引っ越し術について書いてみたい。
東京に住んで15年になるから、1.5年に一回の頻度で引っ越しをしていることになる。我ながら引っ越し過ぎではないかと思う。一年間に2回引っ越した年もあった。引っ越しバカである。
