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クラウドストレージ課金からの離脱、ミニマルな写真整理術
朝から走る予定だったが雨が降っていて、ヨガに切り替えた。フルプライマリーの練習を行い、コーヒーを作ってメールボックスを確認するとAdobeから月額料金の値上げメールが届いていた。
クラウドストレージの価格が年々上昇している。特に写真を扱うクリエイターにとって、クラウドの維持費は無視できないコストになっている。私自身、Adobe Lightroomの1TBプランを利用していたが、月額料金が1,078円から1,480円に値上げされることを知り、この機会にクラウドストレージへの依存を見直すことにした。
考えの背景には、クラウドサービスの価格変動に左右されず、自分で完全に管理できる方法を確立することで、一生クラウド課金に縛られない環境を作りたいという考えがあった。この計画を実行すれば、ミニマリストとしての理想的なデータ管理が可能になるはずだ。しかし、これは簡単な作業ではなく、膨大な写真の整理を伴うため、慎重に進める必要がある。クラウドに依存もしたくないし、外付けSSDも増やしたくない。しかし、写真を撮ることは止めたくないし、撮る枚数にもブレーキをかけたくない。そんな要望を全て叶える方法は、果たしてあるのだろうか。
クラウドストレージ解約のメリット
クラウドの便利さは言うまでもないが、以下のような問題点がある。
・料金の継続的な上昇
・企業の方針変更によるサービス終了や仕様変更のリスク
・オンライン環境に依存するため、データの即時アクセスに時間がかかることもある
・プライバシーやセキュリティの懸念クラウドストレージと写真の整理方法については過去に何度も考え、共有してきたが、改めてこの機会に、最適な写真管理の方法を模索し、自分に合った運用方法を確立することが重要だと考えている。1,2年経てば、プラットフォームもサービスも料金も、変わる。
状況整理
自分の状況を整理しておく。今回のアプローチの前提条件のようなもの。
ミニマリストとしてはできるだけサブスクを減らしたい。でも、写真はコンテンツ制作の一部であり、仕事でもある。それでいて娯楽でもある。完全に削るわけにはいかない。必要経費として割り切るべきか、それとも他のツールを模索するか。
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ISOオートで撮影する際のメリットとデメリット
LeicaM10-Dはフルマニュアルのレンジファインダー式デジタルカメラです。
フィルムのM型と異なる点といえば、ISOオートと、シャッタースピードオートが選択できることでしょう。
他のデジタルカメラではおなじみの「絞りオート」が使えないため、絞りシャッタースピード共にオートの「フルオート」は使えません。(Leica Qでは使える)
あくまでフィルム設計に基づいた、光学レンズを主体においたカメラだと言えます。
よって多くの人が、フィルム機と同様にフルマニュアルのスナップ機として使っていると思います。そのような人たちはフィルム時代からライカを使ってきた人かもしれません。慣れているやりかたで操作したいということでしょう。
一方デジタルネイティブ世代の方や、オートで撮ることに慣れている人には少し使いづらいこともあるかもしれません。上記したように、全てオートという設定ができないからです。逆にその不便さが、新しい写真のスタイルを生むようになればラッキーです。
私もオートを使わず撮ってきました。
設定はなぜかずっとISO400。
コダックゴールドの400を100個単位で箱買いしていたタイプなので、一つのフィルムと決めたらそればかりでした。その名残があったのだと思います。
好みはありますがISO400は最も使いやすい感度だと思います。晴れた日には絞りが出過ぎる傾向がありますが、F8~11でパンフォーカス気味に撮るのはスナップでは常套句のようなもので、実際に楽です。(昔、ライカはデカくて重い写ルンですのようなものだ、と言った人がいました)
構えて押せば写るという状態を作り出せるのが、ISO400で絞り8~11なのです。夕暮れ時や、室内でも絞りを開放気味にしてシャッタースピード1/60あたりで撮れば、写ります。アルコールが入っている時はブレに注意しなければなりません笑

ISO auto 1/125, f 2.8 LeicaM10-D + Summicron35mm 余談ですが、シャッタースピードの最低値はレンズの焦点距離を参考にするという小技があります。
例えば50mmレンズを使っていたら、最低でも1/60(ミリ数に近い値)がブレずに撮れるスピードということです。200mmの望遠レンズであれば最低でも1/250で切るべし、と言ったところです。ライカ等のレンジファインダーはミラーショックが無いため、きちんと構えれば1/30でもうまくいくことが多いです。(1/15のツワモノも。)
ISO400しばりで撮っていたのですが、最近ISOオートを試しに使ってみましたので、気づいたことを簡単にまとめておきます。
ISO auto にてここ二、三日撮ってみたけど、結局fixに戻してしまった。
— 田中 常丸 December 16, 2020
評価測光が効く場面ではとても便利が、逆行条件や黒色度高い条件で補正したい時の調整が背面にあるためワンテンポ遅れる。右指で直接シャッタースピードを触る方が速い気がする。メリットとしては測光がきちんと働く場面ではとても便利だということ。そしてフィルム時代では出来ない無敵な使い方ができることです。
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ライカをカスタマイズする、無駄な装飾はせずにエイジングを促進するかたちで。
ライカ使いの数だけ、個体が存在すると思う。それは使ううちに使用者の癖や、環境が染み込むからだろう。大量生産された工業製品が主流の中で、そのようなカメラも珍しい。
ここまでくれば立派な信者だが、中古カメラ屋で、レンズなしのM型がずらりと並んでいる姿に萌える。あの景色はなんとも言えない気持ちになる。おそらく多くのユーザーに言えることだが、普段レンズを外すことはほとんどない。だからボディキャップを付けたボディというのは、買った時にしか(あるいは売るために手放す時にしか)見れない姿であるからだろう。仕事着姿しか見たことのない同僚の、私服姿を見てしまった時のような新鮮さがある。
信者は誰でも自分のライカを自分色にしようとする。
カスタマイズのよくある例として、ストラップに凝る、フィルターに凝る、シャッターボタンをつける、ボディのレザーを張り替える、ホットシューカバーを変える、ライカロゴの赤丸を潰す(あるいは赤丸をつける)、角を磨いてペイントを落とし真鍮を出す。ということが上げられる。
このようなカスタマイズは簡単に、しかも手軽に自分色を出すことができる。そして愛着も湧くだろう。
だけど、僕が一番かっこいいと思うのは、何もしない、そして経年劣化によりエイジングされた個体だ。
もともと頑丈で、手作業で丁寧に作られているから、ちょっとやそっと使ったくらいでエイジングは進まない。しかし、一台のボディと一台のレンズだけをしつこく、毎日使っていると1,2年くらいで変化してくる。ペイント系は特に変化しやすいが、今回は僕が使用している変化しにくい塗装素材のM10-Dを例に、エイジングを促進する裏技的な方法を紹介する。
良い子は真似しないで頂きたいような、少し粗い技もあるのでやるときは自己責任でお願いします。

エイジングを促進するのにはまずは毎日使うことだろう。どこにでも持ち歩いて毎日使う。だけど、エイジングすることが目的になってはいけない。あくまでも写真行為が主体で、そこにエイジングが伴うことが本来の撮影者の姿だと思う。
上の写真にわかるように、僕の個体は何もカスタムパーツはつけていない。アルティザンのレザーストラップ。これは以前のフィルムボディM-Pからずっと使っているから9年目くらいになる。柔らかくしなやかだけど丈夫でまったく切れる様子もない。
ケースも付けない。持ち歩く時は手に持つか、バッグに入れるときはそのまま放り込んでいる。大切なんだけど、宝石や時計のように丁寧には扱わない。できる限り道具として、写真を撮るために使う。すると自然な傷がつく。

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インターネットだけで生計を立てることのリスクについて考えてみた
インターネットを活用して生計を立てる人が増えて、かなりの時間が経ちました。最初はブログから始まり、今ではYouTube、Instagram、TikTokといったプラットフォームの隆盛がそれを後押ししています。
僕もまた、収入の大部分をインターネットから得ています。SNSの収益や広告収入だけでなく、写真・動画撮影やライティングといったクライアントワークでさえ、ネットが無ければ成立しにくいのが現状です。
今回は、特にプラットフォーム依存によるインターネットビジネスのリスクについて考えてみたいと思います。この話は、すでにフリーランスとしてネットで仕事をしている人だけでなく、会社員や、これから何らかのプラットフォームで収益を上げようとしている人にも役立つはずです。
リスクを考えるきっかけになった出来事が二つあります。
一つ目は、AIの急速な進化によるホワイトカラーの仕事の変化です。事務作業やデスクワークだけでなく、コンサルティングやクリエイティブ業のような「人間ならでは」と思われていた仕事までも、AIに代替される可能性が出てきています。目に見えない部分で、すでにその波は広がっています。
二つ目は、アメリカの政治情勢によるプラットフォーム規制の影響です。今年、TikTokが一夜にしてアメリカで利用できなくなった出来事は、1億7000万人ものユーザーに影響を与えました。最終的にはアプリは復帰しましたが、TikTokを“仕事”にしていたユーザーたちは、早々に中国のアプリ「小紅書(Rednote)」に移行を始めていました。
イーロン・マスクによるTwitterの買収も記憶に新しいですね。突然の買収、社名変更、オフィス閉鎖や大規模な人員削減、これらは、プラットフォームが一夜にして大きく変わる現実を示しています。
こうした状況から、今普通に使えているプラットフォームが、ある日突然使えなくなる可能性は、決して低くないと感じています。そして、YouTubeやInstagramといった米国企業に収益の大部分を依存することは、実は一つの会社に勤めていることと同じくらいのリスクをはらんでいるのかもしれません。
そこで、インターネットビジネスのリスクと、その対策について考えます。
リスク
1、規制強化
政治的な情勢や国際関係の変化により、プラットフォームやインターネットの利用に規制がかかる可能性があります。特に広告収益モデルやスポンサーシップにも影響が及ぶことがあります。




