Abaraya Bekkan 2017-2021, 2021

渋谷区宇田川町にある「あばら家別館」のハプニング鈴木店主時代を2017年から閉店までの5年間にわたり記録した写真集。徹底的にひとりの客の視点を保ちながら、店主やスタッフや他の客と、同じ空間と時間を共有することで生まれる飲食店特有の共同体感覚を総合的に描き出すことを試みている。この時代のあばら家は宇田川町の中心であり、店内のトイレの天井はまた別の宇宙へと繋がっていた。

Abaraya Bekkan 2017-2021
Lambda print、カラー・モノクロ
265枚 182×257mm
Edition : 1/1 ¥30,000(税別)
©Tokimaru Tanaka