37歳男、ヨガ資格「RYT200」取得中

朝起きてすぐに朝食を摂ることは最近は滅多にないのだが、今日はバナナとヨーグルトとプロテインを飲んだ。というのも午後から健康診断を控えているから。6時間前には食事を済ませておかなければならないらしい。そしてバリウム飲むなら固形物はダメらしい。健康診断が何かの契機になっているわけではないのだけど、事あるごとに毎回何かしら書いている気がする。先に朝食を摂ったせいでヨガの練習まで少し時間ができたので、久々に近況報告でもと思い、エディタに向かっている。

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日本の写真の転換点、1997年と2010年代の写真革命を考える

日本写真のポジ/モノクロからカラーネガへの転換点は1997年。佐内正史とホンマタカシである。95年の震災とサリン事件の流れが写真の文脈においても影響している、というのは誰でも考えることだ。 95年から2000年までに佐内さんとホンマさんから始まり、蜷川、長島、HIROMIXとわずか5年で日本の写真は大きく転換し、その後の20年、現在までの流れを決定した。写真におけるそのような大きな歴史の転換は、僕が生きている間に再び来るのだろうか?

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光学的レンズで描くこと

光学的で物理的なレンズで日常を淡々と刻んでいく快感がある。おそらくそのような種類の写真は僕が消えてしまえば陽の光を見ることはないだろう。故にざくざくと目の前の情景を掘るように。瞑想的に。そういう世界線においてはiPhoneのレンズではまだダメだ。光学的で物理的で重いガラスの塊でないと。 非球面の私見として。

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田中常丸写真事務所移転のお知らせ

事務所引越しでバタバタしていたら、気づけば春になっていた。今日も冷たい春の雨が降っていますね。 思えばこれまで変な場所に住んできた。変と言うとこれまでの部屋に怒られるかもしれないが、松戸のボロいくせに広すぎる3LDK、吉祥寺の半地下の監獄のようなコンクリート部屋、東中野の“スナックあき”、国分寺の細長いけれど陽当たりだけは抜群の部屋、代々木上原の怪しい高台、代々木八幡のワンダーワールドミニマルペント。

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ホームページは死語なのか

気づけば2月も下旬になっていて、年が明けて早くも二ヶ月が経とうとしている。いつも年始から春にかけてはバタバタしている気がするが、今年は世界が回復に向かっているせいか例年以上に忙しい。今日は近況報告というか振り返りをしてみたい。俗に言うリトリーブ作業。 秩父の山を登る

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写真日記出版のお知らせ

昨年サイトで連載していた「写真日記」を書籍として出版しました。写真集ともエッセイとも言えない仕上がりです。個人的な365日を写真と文章で記録した日記文学は、自分のこれまでの仕事の中で、もしかすると最も長くこの世に残る作品になるかもしれません。

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酒田マラソンの中止と贈り物

10月に酒田マラソン(正式には湊酒田つや姫ハーフマラソン)を走る予定だったが中止になった。エントリーしたのが6月くらいで、さすがに10月はコロナの状況もマシになっているだろうと思っていたがダメだった。エントリー者数が最小催行人数に届かなかったらしい。

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二日酔いと五島列島の旅

盛大な二日酔いの中で、夢と現実を行き来しながら午前中は過ぎていった。この歳にもなって二日酔いかと思いながらも、20代のころにあった不快さは不思議と無い。それが飲み方のせいなのか、身体の老化のせいなのかは分からない。進化であればよいのだがきっとそれはないだろう。酔いがただ続いていて、酒が抜けない感覚だけが有る。赤坂の韓国料理店で牡蠣とサムギョプサルを焼いてもらい、渋谷に移動してホッピーを飲み、それからまた渋谷のクラブ街にある韓国料理で韓国料理は一切注文せずに芋のソーダ割りを飲んでいた。記憶は欠落している。

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Bunkamura ザ・ミュージアムでマン・レイと女性たち展

滑り込みで最終日にマン・レイの展示を観てきた。Bunkamuraを通りかかる度に掲げられたポスターをちらちらと見て、ああやってるないつか行こうと思いながら結局ぎりぎりになるという。家から近すぎることもあって、いつでも行ける気になっているものほど、逃してしまう。ある音楽家の「写真撮ってる人は絶対に見に行け」とのツイートがリマインドになった。雨が降っていて傘を持っておらず、雨宿りをするかのように濡れながらザ・ミュージアムへ駆け込む。

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