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減らしすぎてはいけない
3 Line Status
- Current Location: Tokyo
- Reading: 人にはどれだけの物が必要か by 鈴木 孝夫
- Listening: 重てえ by Yuki Chiba
Quick Notes
- New Work: エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする
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YouTubeメンバーシップを再開しました。月1回の限定ライブセッションにぜひご参加ください。過去のアーカイブ動画も全て視聴できます。
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- 余ったお金をとりあえずNISAに入れるのはなぜ危険なのか
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減らしすぎてはいけない
ものが少なくなった今では、ものをたくさん持っていた時のことをうまく思い出せない。
就職なんて最初からするつもりはなかったが、なんとなく受かってしまい、なんとなく上京して一人暮らしを始めた時、金は全然なかった。しかし、将来への不安もなかった。それが20代という奇跡的な時代なのだろう。給与からどういう税金が天引きされているのかも知らずに、とりあえず入ってきた金は全て使っていたように思う。
上京した時の持ち物は、割と少なかった。布団一式と、最低限のキッチン用品、そしてマーシャルのアンプとフェンダーのストラトキャスターだった。モノの数は少なかったものの、楽器のせいで重量はあった。気分は完全にイングヴェイマルムスティーンだった。
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YouTubeの始め方
YouTubeのための動画制作が日々のルーティンに組み込まれてから2年ほど経つ。
最初は写真制作の延長で、ちょっとした動画を自分が学ぶために制作し、アップしていたのが始まりだった。同時に音楽も制作して付けてみたり、VLOGやレビュー動画を作ってみたり、写真のスナップの形式を動画に持ち込んで「動画日記」なるものを作ってみたり。
全てが過程であり、実験だった。そしてそれは現在も続いている。
SEOやブランディングを意識して投稿し始めたのが昨年くらいで、見てくれたみなさんのお陰で2024年のチャンネル成長率は800%を超えた。成長率だけ見れば、これは自分が行っている他のどの事業よりも成長したものとなった。
YouTubeをやっていると、いろんな質問を頂く。知人や友人から、会話の中でカジュアルに聞かれることもあれば、コメントやメンバーシップで割と真剣に相談をもらうこともある。内容の方向性としては
・動画作るの大変じゃないですか?
・いくら稼いでいるんですか?
・稼げるんですか?
・これから始めるのはもう遅いですよね?
・YouTubeやりたいけど、編集ができません、撮影ができません
・顔出し無理です、喋れません、できますか?などなど。
質問をもらい、対話を重ね、最近実際にYouTubeを始めた友人もいる。
プラットフォームのルールは頻繁に変わるし、トレンドも変わる。だから毎回が実験的で、学び続ける必要があると思っている。
今回は、僕が今ゼロからYouTubeを始めるなら、どのように始めるかを考えてみたい。もし上記のような疑問を持っていて、やってみたいけど、どこから手を付けていいかわからない、カメラも無いし、編集もできない、というような人の何かの指針になれば幸いです。
何かを始める時、いつも根底にあるのは、「最初から大きくやらない」ということ。これはあらゆることに言えると思っている。YouTubeもそうで、さあ、はじめようとなった時に、いきなり、ミラーレスカメラを揃えて、YouTube照明キット by Amazonみたいなものを揃えて、背景用のスクリーンを買って、撮影用の部屋を用意する。というようなことはしないほうがいい。もし飽きてしまったり、向いていなかったりした時に、ダメージが大きくなるからだ。
始めるにも、続けるにも、とにかくハードルを下げること。あらゆることをミニマルに考えることは、物事に持続可能性をもたらす。僕は今でもこれを意識している。
長くなるので、端的に、結論からいこう。
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生月島の南北を繋ぐ
長崎県平戸にある生月島を南北に歩いて繋ぐ旅がしたいと思った。調べてみると九州自然歩道の一部になっているトレイルがある。サンセットロード付近の断崖から、最北端の灯台まで、6.5kmほどの道。海と山を縫いながらのデイハイクに良さそうだ。
そのような道があるのも知らなかったし、おそらくこのまだ暑い季節は草が多い茂っていて無理だろうなと直感的に思った。それでも9月の中頃になるとなんだかそわそわして、気づけば飛行機に乗っていた。道の状況を確かめてみたかった。
福岡で一泊してから、JR九州の特急みどりで2時間ほどで佐世保に到着する。そこからレンタカーでさらに1.5時間ほど走らせると平戸に到着する。東京からダイレクトに行くにはトータル8時間ほどかかるため、どこかで泊まったほうがいい。
pack weight 3.82kg
スリーピングとフードシステムは持たずに、ミニマリストパッドだけを縛っていった。
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本栖湖の湖畔でキャンプして竜ヶ岳を登る
9月の半ば、本栖湖に向かうべく、7時頃には家を出た。
Base weight 3.63 kg, pack weight5.12 kg
新宿駅に到着すると、あずさの回遊というのがあり、河口湖まで直通のものがある。そんなの知らなかった。魚みたいだ。急いでホームでスマホを操作し特急券を買う。3車両しかなく、奇跡的に一席だけ空いていた。駅のアナウンスでは「本日の指定席は満席」とのこと。隣に乗り込んできたのは、年配のハイカー。行き先はお互いに尋ねなかった。
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DCFという素材について
大手メーカーのヘヴィなナイロンのバックパックでインドネシアへ向かったのが2007年頃。それから、ナイロンコーティング素材のいわゆるペラッペラのULザックに出会うまでに長い時間を要した。中に入れる荷物を減らすよりも、まずバックパックが重いのが良くないんだ、という安直な考えで、フレームレスを選んだり、またフレームのものに戻ったり。様々紆余曲折して、2020年頃、最近キューベンファイバーというのがあるらしい、軽くて良いらしいよと山の先輩や友人たちから聞いて、ついにHyperliteのバックパックを手にする。それがDaybreakだった。
4年使っても現役で、今ではすっかりDCFの虜に。キューベンファイバーと言っていたら、「今はもうキューベンファイバーとは言わないのだよ、ダイニーマだよ」との声も聞こえてきて、なにそれ別物?いや同じらしい。ややこしいな。でもとにかく魅惑的な素材だ。今回はそんなDCFの話し。