タグ: ChatGPT

  • GPT-5で断捨離を加速させる方法

    GPT-5で断捨離を加速させる方法

    OpenAIのGPT5が発表された。o3や4oなどのモデル選択式だったものが、5とthinkingだけになり、質問と内容によって最適なモデルを自動選択して回答するようになっている。ざっくり言えば、5は全ての窓口となり、thinkingは推論モデル前提での使用に適している。

    特に強化されているのがコーディングとヘルスケアの分野で、簡単な指示で爆速でウェブサイトを構築してくれる。ヘルスケアの分野は当初は力を入れていなかったものの、米国での使用用途としての需要が高まり、今年に入って強化された。アップルがヘルスケア分野に力を入れていることとも関連はあると思う。ハルシネーションの軽減によって、今後はますますセルフケア・セルフドクターとしてのGPTの使用が広がるのだろう。僕も過去にサプリの最適解を導き出すのにGPTを用いており、今回も新たに5を使って再考してみた。

    サイトのビルディングができて、ブランディングや設計ができると、GPTは単なるアシスタントではなく創作物の生成装置と化す。個人が必要な時に、必要なかたちで、アプリケーションやサイトを作れるようになる。これまではアプリ制作やウェブサイト制作会社があり、そのようなものがビジネスとして成立していた時代だったが、今後はおそらく消えていくだろう。誰でも個人で、自分だけのソフトウェアやウェブサイトが作れる、ソフトウェアオンデマンドの時代になるのだ。

    GPTには断捨離にも役に立つ。お片付けサービスに頼らなくても、自分で自発的に捨てられるようになる可能性を秘めている。これは基本的には良いことだが、危険もある。改めて、僕の持ち物リストをGPT5に最適化してもらうとしよう。さて、どうなることやら。

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  • ChatGPTをあえて使わないことで起こること

    ChatGPTをあえて使わないことで起こること

    メール作成、仕事の面倒な資料まとめ、インタビュー素材の形成、議事録まとめ、自己分析、ブログ、ダイエットのための食事レシピ、持ち物リストの精査(ミニマリストだけ)、悩み相談、近所の隠れた名店探し、多くの人が日常的にGPTを使うようになった。Web検索が組み込まれてからは、よりその利便性と精度が上がってきた感じがある。

    一通り実験的に試してきたが、僕は書くこと、特にメンバーシップのポストやメルマガ、メールに関しては全くと言っていいほどGPTを使っていない。今もこうやってUlysessを立ち上げてタイプライターモードにしてフルスクリーンで書いている。キーボードを使ってワープロ的に書くことが好きなのだ。何もない黒い画面に、彫刻のように文章が刻まれていく様を見るために書いているところがある。それを熟成させて、サイトに持って行って、今度は白いディスプレイの中に、黒を刻む。

    ただ書くことが好きなだけではない。GPTを使わないことで、起こることに気づいた。誰もがGPTを使い始めたこの時代において、これからは、いかに使わないかが求められている気がする。特に、何かものを作る人にとっては。

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  • ホームページは死語なのか

    ホームページは死語なのか

    気づけば2月も下旬になっていて、年が明けて早くも二ヶ月が経とうとしている。いつも年始から春にかけてはバタバタしている気がするが、今年は世界が回復に向かっているせいか例年以上に忙しい。今日は近況報告というか振り返りをしてみたい。俗に言うリトリーブ作業。

    秩父の山を登る

    (さらに…)