Tokimaru
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Podcast +始動
おはようございます。モーニングレディオの裏で、新しい試みを始めます。
YouTubeではなかなか話せないような本音や、コンテンツ制作の裏側などを気ままに、静かに語るポッドキャスト、「Tokimaru Tanaka +」を始動します。更新は不定期です。
Spotifyを既に聴いてくれている人は、Tokimaru Tanakaのページの「More like this」のタブか、最新エピソードの概要欄から新しいチャンネルに飛べます。
新しいポッドキャストを聴くには、一度新しいチャンネルのページからSubstackに飛んで購読手続きをする必要があります。少し手間をかけてしまいますが、一度手続きすれば、あとはいつも通りSpotifyで聴けるようになります。
Coreのメンバーは、特典としてこのPodcast +を無料で聴くことができます。(Substackの仕様により、50%OFFの優待割引に変更されました。Core会員はこちらからご確認ください。2025/10/21)Coreの料金は月額1480円のままなので、総合的に学びたい、楽しみたいという人には、よりお得になります。Podcast +単体での購読は月5ドル、現在のレートで大体750円くらいです。ラジオや音声コンテンツが好きでPodcastだけでいいという方は、こちらをどうぞ。
最近、YouTubeはあまりにもマジョリティ向けになりすぎていると感じていて、軽くて浅い、誰にでもわかりやすい話が伸びる一方で、深い話はなかなか届きにくい。その点、音声はもっとじっくりと話せるし、差別化できるんじゃないかと考えています。
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Voicyの改悪から音声プラットフォームについて考える
Voicyの改悪が話題になっている。
8月から音声広告が入ったと思えば、その後動画広告が入った。プラットフォームにとって収益化の向上施策として広告の導入は通常路線なのでまだ許せる。しかし、昨日(10月8日)、課金しないと、再生速度を1.2倍以上に上げられないような仕様に突然変更された。
誰かのプレミアムリスナーに入っていても、再生速度を上げるためには追加課金しなければならない。なかなか驚いた。
クリエイター・ユーザーファーストを謳っておきながら、まったくファーストではない。マネタイズポイントは「そこ」でなければならなかったのか?クリエイターのことを全くわかっていないのではないか。そんな気持ちが生まれた。
なので今回は、配信者・クリエイター視点でVoicyの改悪から、音声プラットフォームについて考えてみる。国内の音声プラットフォームがどれも微妙な中、クリエイターは今後どのようなプラットフォームを、どのように活用していけばいいのだろうか。
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Apple Notes でミニ生産性のシステムを作る
書くことの母艦をEmacsに移行してから、快適だ。長文のアウトライニングや執筆はもちろんのこと、日々のタスク出しや、取材まとめ、情報収集とメモ、フリーライティング、読書ノート、そのようなあらゆることをWorkflowyで行っていた時とかなり近い感覚でこなせるようになった。最後の課題だった、検索性を持たせることはripgrepの導入により、安易かつ爆速に実現できた。ソフトウェアに依存しないシンプルなテキストファイルの優位性を実感している。PC以前のワープロ時代に戻ったような感覚がある。だがそれがとても心地いい。
UlyssesとCursorもあえて封印して、Emacsオンリーのオペレーションを試みている。しかし現在のシステムだと一つだけできないことがある。それはデバイス間、特にモバイルでのシンクである。Emacsでメインに扱うorgファイルを快適に扱えるiOSソフトがない。あるにはあるが、PCでの操作に比べると圧倒的に心許ない。有料のアプリにいくつか課金して試したが、どれもダメで、諦めて、Apple Notesを使うことにした。これがとてもうまくいっているので、今回はApple Notesを用いてミニEmacs、プチWorkflowyと言えるような生産性のシステムをご紹介する。iPhoneだけでも十分に機能して、純正で無料で使えるのも魅力だ。
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三条の湯までの瞑想的歩行
新著の出版が終わると、久々に長い距離を歩きたくなった。
奥多摩駅からバスを乗り継ぎ、三条の湯へ向かった。
久々のハイクログ。
Base Weight 8kg
Pack Weight 10.4kg僕にとっては重いほうで、過去最大の積載量かもしれない。その理由は、山を降りて家に帰らず、更にそのまま転々と3泊しようと思っているから。合計4泊5日の旅である。
街に降りて継続的に作業できるように、いつもの撮影システムに加えて、ラップトップを積んでいる。これが重量を増やしている。だがよく考えてみれば、山行の前後に都市での滞在を組み込むバリエーションは結構ある。過去にも長野や屋久島で、そのような旅をしてきた。むしろ、One Bagで生きるということは、それだけでどこでも暮らせることだ。都市と自然をシームレスにつなぐことを、常に考えるということ。
(さらに…)